人気ブログランキング | 話題のタグを見る

これが栗きんとんの“おこげ”です。

今年最後の栗を楽しもうかなと中津川まで行ってきました。
だんなさんに教えてもらった情報を元に、前日ネットで下調べをして、おこげがありそうなお店を数店ピックアップしました。

調べてみると、おこげは鍋で栗きんとんを作る時に鍋底にできてしまったもので、職人さんのお楽しみだったとか。だから売り物ではなく、おこげができてしまったら、お客さんに“おわけする”ものらしい。

で、今日行ったお店にはおこげは運良く(?)ありました。

これが“おこげ”です。
これが栗きんとんの“おこげ”です。_f0049142_21101157.jpg
これが栗きんとんの“おこげ”です。_f0049142_21102447.jpg


アップにすると・・・
これが栗きんとんの“おこげ”です。_f0049142_21105014.jpg


箱を開けた瞬間、栗きんとんのイメージからあまりにかけ離れてるので“?”と思いましたが、おこげだからこうだよなと思い手に取ってみると、意外な重さと堅さ。「ほう、これがおこげか」とクニュとちぎって口に放り込むと、濃厚な栗きんとんの甘さが口いっぱいに広がります。栗の香りは茶色く焦げた部分には残念ながらありません。それはそうです、焦げてますから。でも、焦げてない部分はそれはもう濃厚さ三倍増し。思わず「うまっ!」って言ってしまいました。だからと言って病み付きになるほどではありませんでした。鍋底で煮詰まったものですから、やはりちょっと繊細さにかける。たまに(忘れた頃に)食べるくらいでいいかな。その後食べたちゃんとした栗きんとんがやっぱり僕は好きです。ポコッと割れて、口に入れた途端サーッと溶けて、同時に栗の香りが口中に広がり、そして優しく甘い。

おお! やっぱりいい!!

“最後”なんて言ってしまいましたが、前言撤回をしてしまうかもしれないことをどうぞお許しください。
by hiroki147 | 2007-10-24 21:33 |
<< R35GT-Rだ!! 蔵から出してきました。 >>