今回の横浜・東京行きは、6ヶ所の写真展を見る事が目的でした。 本当はもうちょっと早く行きたかったのですが、なにしろ寒いのが苦手でして(^-^; 先ずは横浜美術館のキャパとゲルダ・タロー。 キャパの写真は今まで何ヶ所かで見た事ありましたが、彼の恋人であったゲルダ・タローのは 今回初めてでありました。 初の女性戦争写真家らしいのですが、いやあ写真の中身は完全にタローの勝ちです。 キャパとは踏み込みが違います。死体にもドンドン迫っており、正に迫力の二文字。 ローライの二眼レフでよくあそこまで迫れるものだと感心しました。 二人とも戦争写真家という肩書きでありますが、見応えがあったのは戦闘シーンより 人物を捉えたスナップ写真の方でした。 特にタローの方は長生きをされたら、どんな“いい写真”を撮られただろうと思うと、 残念であります。 2つ目は ヌードであります(^-^; 我が家はモデルさんもこの手の写真には理解があるので、見に行きやすいです(笑) ここはどちらかと言うと、時間調整も含めた補完的な意味合いの強かったギャラリーでしたが、 いやあ意外にこういう時ほど“いい写真”に出会えるものです。美しい写真はやはりいいです。 東京にはこういうギャラリーが五万とあるので実に羨ましいです。 3つ目は Ryoko Yamashita「HOME SENSE」 御苗場で評価の高かった方の写真展。ここはちょっと世代間格差を感じさせられました。 4つ目は Light in Monochrome 雑誌等の評価の高いライカ・モノクローム。これのプリントを見たいなあと思って。 実機はとても買えませんから、せめてプリントだけでもと(^-^; 素晴らしいです。あのトーンの深さ、緻密な描写。やっぱりライカは凄いです。値段も凄いですが。 35mmフルサイズ+50mmF2.0しかもモノクロ専用で140万円超って(^-^; 夢みたいな話は置いといて、5つ目です。 都写美であります。 失礼ながらこの方の名前は存じ上げませんでした。 何でも世界一ギャラの高いファッション・フォトグラファーだったそうで。(またお金の話?^-^;) いやあ、驚きました。ジャンルー・シーフよりも早く影を取り込んだカットを撮っている カメラマンがいたとは! 他にも多重やらライティングやらを凝りに凝ったカットが何枚もあって。今ならPCでチョイチョイと できることを、1950年に大判カメラを使ってそれらを表現されていて。 スタジオ・ファッション系の写真て、この頃にもうピークが来ていたのかなと思うほどでした。 この写真展は見応えありましたねえ。 今回の関東行きもたっぷりと眼福にあずかりました(*^o^*) *6ヶ所が5ヶ所になったのはちょっとした僕のミスです(^-^;
by hiroki147
| 2013-03-09 10:28
| 写真
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